黒レザーバッグのメンテナンス

連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。

長らくほったらかしで、

そろそろ更新しないとと思いつつ

実はこの繁忙期と重なり

私事ではありますがこの5月に

神戸市立葺合高校28回生の同期会があり、

事もあろうにメディアの作製編集と言う

大厄、失礼大役を押し付けられ

4月からてんやわんやの日々で

中々充実しておりました。

幸いMCがしっかりして全体の構成を組んでくれましたので

私は技術的作業に徹することが出来ました。

このMCがまたすごい奴で、

大阪芸大時代に、

皆さんご存知の古田新太さん所属の

劇団新感線を発足したメンバー一人なのです。

彼の片腕として今回仕事出来ることは光栄なのです。

製作したメディアをお見せできないのが残念ですが。

さて

本日のお題は黒レザーバッグのメンテナンスです。

全体的な使用感と擦れ剥げは有るものの

全くくたびれていない。

一応某高級ブランド品なので

お手入れだけでも良いのですが、

長きにわたり大事にお使い頂き、

このバッグへの情を感じ取りましたので

お客様の要望を優先して色補正させて頂きました。

**

今回の同期会の参考にと

10年前の同期会のビデオを見てましたら

挨拶の席上で校長先生(当時88歳)が

言われたエピソードの中に

心理学者の河合隼雄さんの話が出てきて、

心理学者の河合隼雄さんは

フルートの名手でもあるのですがその師匠に

「お前のフルートには音に聞こえないハーモニーが宿っていない」

とダメ出しを食らったそうです。

この言葉は私どもの仕事にも重く響きました。

そうなんですよねぇ。

技術だけの追求では見えてこないんですよ。

どうすればお客様に喜んでもらえるか、

真剣勝負の仕事には目に見えない仕上がりがあるんです。

これが「極める」という事なんだと思います。

今回のお客様にも

この黒レザーバッグに

はたしてどこまでハーモニーを感じて頂けるのでしょうか。

 

**

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絨毯が来たー!神戸のパワースポット

ネパールの職人が

一年かけて織りあげた

高級感あふれる魂な一品、

踏みしめるだけで

氣があふれてきます。

何ともゴージャスです。

お値段はというと

六桁とだけ言っておきましょう。

お客様の立ち位置で

ドーンとお出迎えさせて頂きます。

ただし、雨の日はお蔵入りです。

 

セレブな皆様へのおもてなし、

遠慮なく踏みしめて

全身に氣を浴びて

ゴージャスなオーラを

お持ち帰りくださいませ。

*

職人曰く

絨毯は本来踏みしめて味が出てくるもの。

レザーと同じですね。

ただ、

細いヒールだけはご勘弁を。

 

お客様の笑顔とリッチな気分が

私共の財産であります。

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ドライ洗浄機のメンテナンス

ドライ洗浄機のフィルター交換とトラップの掃除
このダスト達は・・
.
寒さから皆さんを守り、
.
皆さんを輝かせてくれた
.
物言わぬ勇士の・・
.
力尽きた姿・・。
.
有難う、
.
安らかにお眠り。
.
.
  感謝・・! 

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赤ワインのシミ

早いもので4月も1/3が過ぎました。

お天気はまだご乱心の様子ですが、

もう衣替えの季節です。

5月に入ると害虫が付きやすくなります。

もう少しわかりやすく言いますと、

外出時に衣類に付いて

外から屋内に持ち込まれるという事です。

害虫の成虫は寿命が10日ほどですが、

その間に産み付けた卵がかえり

幼虫が衣類を食べ始めます。

防虫剤は害虫を寄せ付けないだけで殺しません。

害虫は防虫剤の及ばないところに潜んで繁殖し続けます。

そこでポイントですが

仕舞い込みの衣類に害虫をつけないために

現在着用の衣類と仕舞い込みの衣類を

混在させないこと!

つまりは早く洗って仕舞い込む事です。

その節は当店をご利用くださいませ!(^^)!♡。

**

さて本日のお題はワインのシミ。

今回は素直にお持込いただいたのですが

過去に

赤ワインのシミは白ワインで落とせなどと言われ、

某結婚式場で赤ワインをこぼしたお客様のお召し物を、

バケツに4本分高価な白ワインを入れて

対処されたケースがあります。

1本当たり安くても¥3000~¥4000、

どう考えても

お任せ頂いた方が安上がりの様な気がします。

実際白ワインでの輪染みが残り

当店に持ち込まれダブルコスト。

結局赤ワインより始末が悪かったですね。

*

理論的には理にかなっておりますが、

赤ワインも白ワインも

地域や気温などで熟成が変わり、

赤ワインの赤の主成分であるポリフェノール(タンニン)以外に

いわゆる雑味成分が独自の風味を出しているわけで、

それをまた、

雑味成分が含まれた白ワインで洗い流しても

残留するわけでありす。

どうせなら無色のスピリッツ系の方が・・

無駄な抵抗はよして当店にお持込ください。

*

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コードバンについて

先日機会がありましてタンナーへ

行ってまいりました。

タンナーとは皮を革にする鞣し工場の事で

兵庫県播州地方が全国の7割を占めてます。

鞣しに重要なポイントは

塩漬けの塩と綺麗な水、

そして自然乾燥の風だそうで

播州地方に鞣し工場が多いのはこの条件がそろっているからです。

赤穂の塩、市川の水、河川敷に吹く風。

*

鞣し工場には何度か訪れているのですが

今回はコードバンの鞣しを見学出来るという事で

非常に楽しみの企画でした。

<鞣しとは>

革に柔と書きますが、

決して柔らかくすることではありません。

細胞組織をしっかり架橋して安定させ

腐らないようにする事です。

架橋する薬品によって鞣しの種類があり

革の特徴がそれぞれ違ってきます。

皮を革にすることで腐らず、製品加工が出来るわけです。

まさに改革ですね。

 

*

コードバンというのは

 

馬のお尻の部分にだけあるきめの細かい繊維層で

一頭で取れる量がとても少ないので大変貴重な革です。

よく見る光景は

通常の牛革だと全体の見開いた状態(アジの開き見たい)ですが

 

コードバンは馬の臀部部分(メガネのような形)でした。

 

 

*ここで豆知識です*

通常革は銀面と言う表革部分と床の裏革部分で出来てますが

コードバンというのはきめが細かい繊維組織で

馬の臀部にだけ、それも一部分に

銀面層と床革層の間にコードバン層なるものがあるのです。

なぜ馬の臀部にだけあるのかは謎だそうです。

因みにシマウマは背部にまでコードバンがあるそうですが、

野生種でありワシントン条約などで給は殆ど奇跡です。

*

そのコードバン層は表からも裏からも見えません。

床部分を削って初めて現れるので大きさは予測不能です。

 

皆さんが使ってるコードバンは銀面ではなく

実は裏側から床面を削り取った裏革なのです。

*

鞣しは大きく分けてタンニン鞣しクロム鞣しがありますが、

コードバンは組織が繊細なため

クロム鞣しをすると破壊されてしまうそうです。

タンニン鞣ししか出来ません。

*

皮というのは一般的に食肉の結果供給されるもので

革のために屠殺(とさつ)されることは日本ではありません。

因みに屠殺は「とさつ」を変換しても出てきません謎謎謎。

牛革が多いのはそのためです。

需要と供給がうまくいってるんですね。

馬は牛のように食べる文化が少なく

皮としての供給が少ないのです。

日本の熊本以外にはフランスで馬を食する文化があり

フランスから輸入されるそうです。

なので

希少で美しいコードバンのために

臀部だけを取る事は非常に不採算なわけで

ホースハイド(背部)の革も需要が即されるわけです。

コードバンが高価な理由がわかりましたか。

*

コードバンが人気過ぎてホースハイドが目立ちませんが

決して牛に劣るわけではありません。

どんどん馬を食べろとまで言いませんが(個人的感想です)

ホースハイド(馬革)も贔屓にしてあげて下さいね。

きめが細かく手触りのつるっとした表面は

使うほどに柔らかく味が出てきます。

次回はヌメ革について書いてみましょうかね。

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3月は03レザー月間です。

3月は03レザー月間です。

皆様そろそろレザーウェアーの

仕舞い支度の時期がやってきました。

レザー様と共にいろんな所に出向き

楽しいひと時を過ごされたかと思いますが

冬の寒さから身を持って守ってくれた

レザー様が夏眠に入る前に労い、

心を込めて癒して差し上げましょう。

*

ご自身でお手入れされる時の注意点です。

よく万能的なケア用品が良く出てますが、

店員さんもよく解ってらっしゃらないままに

商品の用途をみて説明をされてる場合がたまにあるようで

拭いたらシミになったなどの事例でよく持ち込まれます。

やはりレザー製品に万能は通用しないように思います。

レザーのお手入れは

表面を清潔にし潤い(油分や水分)を与えて

表面をガードすることで

いつまでも柔らかく風格が出てきます。

そのためのグッズとして

クリーナー・オイル・ワックス・保湿剤・撥水剤など

組み合わせたものが各メーカーから出されています。

*

そこでポイントですが、

レザーを3つに分類します。

1.水滴をはじく(しばらくすると吸い込みます)

2.水滴をすぐに吸い込む

3.起毛

まず、1.の水滴をはじく革は

一般的な革です。

表面が顔料塗装でトップコートが施されており、

お手入れのしやすい革です。

ある意味万能的なケア用品で大丈夫です。

専用のクリーナーか硬く水を絞ったウエスで軽くふき取り

撥水スプレーかオイルケアーをします。

オイルは何でも良いです。

ミンクオイル、馬油、オリーブオイルなど。

さらさらしたオイルはまず手になじませてから

その手で撫でていきます。

次に2.の水をすぐに吸い込む革ですが

これはヌメ革やアニリン革など

表面処理をしていない革なので

すぐに水も油も吸い込み

これが一番トラブルが多い革です。

非常にシミになりやすいためオイルではなく

革内部に浸み込みにくい

蝋(ロウ)成分やワックスを使います。

蜜蝋やカルナバ、シダーウッドなど

ウエスのつけて軽く伸ばします。

実はオイルは革にとって栄養分なので

ホントはシミムラになっても入れる方が良いのです。

撥水スプレーは意外とシミになりませんので必ずスプレーしておきましょう。

最後に3.起毛ですが

ヌバック・スウェード・バックスキンなどありますが

分類上起毛です(毛皮とは区別します)。

これは基本ブラッシングです。

ブラッシングすることで埃や大まかな汚れを落とします。

少々の汚れは消しゴムで軽くこするくらいで

欲を出してはいけません。

シミ以外に油分水分で毛並みが変わるだけでシミに見えます。

そして唯一撥水スプレーがケア用品となります。

この3つの分類を理解するだけ

でかなりトラブルは防げると思います。

悩んだ時はいつでもご相談ください。

*

人様と同じで

病気になってからでは体に負担がかかります。

革も乾燥してカサカサになる前に

ひと冬の労をねぎらい

しっかりとお手入れしてあげましょう。

それでは皆様、よい春を!

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レザージャケットの色変えリカラー

当店が兵庫県の経営革新計画の知事承認を取って

2年が経ちますが

表だって広報をしてないせいか

「これなんですか?」

「どんな内容の承認ですか?」など

聞かれることが多いのでご紹介いたします。

てか折角、知事から承認を受けた革新事業計画企業なのに

宣伝しないのは勿体無いよねぇ。

*

経営革新計画は県内において

その業種に新たな取り組みに挑む計画の事で

他に同一の申請や事業があれば承認されません。

つまり兵庫県ではクリーニング業において

当店が初の取り組みと言う事になります。

で、

何で承認を取ったかといいますと

クリーニング店でのレザー製品の高度な自家処理。

お手入れは勿論の事、

他には真似の出来ない塗装技術なのであります。

塗装の目的は

イメージチェンジのための色変えやシミの隠ぺいですが、

隠ぺいするためにはそれなりの塗装の厚みが必要になってくるのですが、

その結果

塗装の厚みが風合いを変えてしまいます。

当店では定着を落とすことなく薄い塗膜での隠ぺいを可能にし

限りなく風合いを損ねない技術を開発し承認を頂きました。

すでに実感されたお客様も多く、口コミによる宣伝もして頂いております。

*

今回の事例で紹介いたしますと、

以前に他でお披露目しましたが

ライトグレーのレザージャケットのシミ汚れが多く

いっその事、

色を変えてシミ汚れを隠ぺいしてほしいとのご依頼で

指定の色がパープル!。

えー、ちょっと派手過ぎませんか?

色見本を見ながら色目はお任せコース。

鮮やかで上品な

それでいておとなし目のパープルにしましょう。

極端に色相を変えると、

やがてキズや剥げた時に地色が目立つので

予め地色との明度は合わせておきたい。

セミアニリン系なので目止めもしなければ。

結構ハードルは沢山有るのよねん。

後は得意の技術でねちねちやるだけ。

*

革新計画承認は5年間有効なので

また次の新しい取組を考案しなければ・・!。


常に一番をめざす。

「追うよりも、追われる立場にプロ意識!。」


 

*

経営革新計画承認企業

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バッグに水ジミ

2月です。

鬼は~外、福は~内

シミは~抜き、服は当店へ!

**

まだまだ寒波などと

わが業界に対するイジメとも思える自然界の暴力。

「クリーニング屋壊すのに爆弾はいらん」とはよく言ったものだ。

いずれにしろ2月と言うのは我々業界にとって

一年での閑散期にあたり、

春の繁忙期に向けて各社環境整備や

技術セミナーの盛んな月であります。

この日曜日には当店でもレザー受付研修希望の方が数名訪れ

レクチャーを行いました。

若い方々はエネルギッシュで

私共にも元気をお裾分け頂いた次第です。

 

さて

鞄についた水ジミです。

何かをこぼしたのでしょうか?

染料染めのようで

表面処理をしているのか撥水効果があります。

こういった撥水効果のあるものでも

水は少しずつ浸透して行きます。

内側に浸透した水は

撥水処置をしてる為に乾きにくく

滞在時間が長くなると悪さをします。

この場合染料を溶かして移動させ

やがて乾いたところでキワが出来ます。

症状が軽ければ散らせるのですが、

今回は奥までしっかりとイジメられてます。

取れないなら隠ぺい!

は最後の手段。

染料ぞめなので安易に顔料を使って隠ぺいすると風合いが変わる。

ですが

あいにく染料ではキワは隠れません。

なので

染料で錯視技を使ってみました。

要するに見た目がわからなければ良い訳で

手触りが変わるより良しとしましょう。

皆様、撥水処理は通気性を保つために隙間があります。

水がはじいてるからと言って

油断なさらず

水断なさってくださいませ。

水がはじいてるうちに間に

払い落としてくださいね。

 

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バッグを自分で洗って色出ちゃった

土曜日は臨時休業頂き

皆様にはご迷惑おかけしたことを

お詫び申し上げまます。

九州は別府へ行っておりました。

 

仕事上の打ち合わせもあったのですが

ゆるりと温泉と観光で

英気を養わせて頂きました。

飛行機で参りますと

わずか1時間で伊丹から大分に到着です。

伊丹の保安検査所でこんなもの没収されました。

Zippoのカイロですが

オイルを浸み込ませたものはアウトだそうです。

幸い天気に恵まれ必要としなかったのですが、

帰りまで空港にお預けです。

 

以下写真でお楽しみください。

別府では先ずこれが食べたかった。

地獄蒸しプリン。

温泉と料理はもとより

宿からの朝焼けが綺麗なのでワンショット。

湯布院でホットかぼすジンジャとラムレーズンどら焼き

宇佐神宮

 

そして日本一美しい夕日の真玉海岸

神戸へと帰ってまいりました。

おひまを頂いた土曜日のご報告でした。

カイロは無事回収。

**

さて前置きが長くなりましたが本題です。

よくあるパターン、

バッグを自分で洗っちゃいました。

結果もいつものパターン。

キャンバス部分だけと侮るなかれ。

バッグは水の出入りを抑えるために

革部分もキャンバス部分も

樹脂コーティングしています。

それが仇となって逆に濡れると乾きが悪く

乾燥までの間に色々と悪さをします。

また高級バッグなどは底の内側に

厚紙を敷いてる場合があります。

これはバッグを洗わせない為にメーカーが入れてるなどと

言ってる業者をちょくちょく見かけますが

これは樹脂コーティングのため

通気性の悪いバッグの湿気を吸い取る為と思われます。

ジャブジャブ洗うことでこの厚紙が破れて変形すると

もう元には戻りません。

ご家庭ではブラッシングや表面のふき取り程度に

とどめておいてくださいね。

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1月20日臨時休業のお知らせ

寒い日が続きます。

巷ではインフルエンザが流行ってるそうで

皆様もお気を付け下さいませ。

業務連絡です。

1月20日(土)お休みさせていただきます。

土曜日しか来れないお客様ごめんなさい。

20日・21日

ちょいと温泉につかりに行ってきます。

今年も皆様に喜んでいただくために

フルパワーで精一杯!

フルチャージしてきます。

などと言い訳しながら

ほんとにわがまま勝手ですみません。

皆様におきましてはイメージだけですが

温泉で癒されてくださいませ。

また後日、みやげ話を

ご報告させていただきます。

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新春のお慶び申し上げます。

平成30年いよいよスタートです。

皆様明けましておめでとう御座います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

5月には新年号に変わるようですが

新年号に合わせ経済効果も期待でき楽しみですね。

年始は1月6日から開けております。

(1月8日はお休みです)

**

年末から少々体調を崩し

ダラダラとしたお正月を迎えそうだなと

思っておりましたが、

甥っ子夫婦が2日間神戸三宮元町で

パシュミナストールの

展示販売を行うと言うことで出かけてまいりました。

新婚旅行でネパールを訪れた際に

カシミアの織物職人との運命的な出会いがあり

意気投合の末、職人の熱意と好意で

パシュミナの日本での販売を行う運びとなったそうです。

6・7日、時間がある方は是非覗いてみてやってください。

パシュミナはカシミヤヤギより遥かに高地に生息し

産毛だけを使うので非常にデリケートで機械織りが出来ず

すべてが職人による手織りだそうです。

なのでフリンジも加工が出来ず

切り落として横糸を抜いただけのなので

使い頻度でほつれは必ず出てきますが、

それがピュアパシュミナの証なのです。

透いたような織りで

身に着けてないような軽さと手触りが特徴で

カシミヤより更に上品な感じです。

写真は値打ち物のシルク織りの緞通に目がいき

肌触りが半端ない感動だったので一枚!

危うくダラダラと過ごす羽目になりそうだったが

まったく販売経験のない彼らの

手探りながら懸命な姿に

あの何かをやろうと言う前向きな姿に

新年早々いいエネルギーをもらいました。

あ~若いっていいなぁ。

今年も新しい予感が満ち溢れた出発となりそうです。

**

彼らの思いは

この希少なパシュミナの風合いを

実際に触れて良さをわかって頂いた上で販売をしたい。

と言う事でネット販売は考えてないそうです。

10日にはもう東京に帰るそうなので

この若い二人に何かしてやれないかと、

わが仕事との関連性は充分にあるので

ビジネスである以上ここはWinWinで

当店が神戸でインフォメーションの窓口になればどうか。

彼らも喜んでくれて

定期的に当店で展示販売を行うことになりました。

またこの場でお知らせ出来ると思います。

勿論、常時当店で現物を触れますので、

皆様いつでもお立ち寄り下さい。

是非パシュミナの肌触りを体感してみてくださいませ。

因みにネパールより直接仕入れてますので

何処より

**

さて

相変わらずレザーのメンテナンスやら特殊品に追われていますが

初日の今日はボチボチと暖機運転と言ったところ。

本格始動は9日からかな。

1・2月はレザーメンテナンス¥5000以上の方に

簡単なお手入れセット差し上げてます。

様々なお困り事もお気軽にご相談くださいませ。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

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中塚クリーニング「Royal MIYABI」

今年一年有難う御座いました。

今年も余すところ一日となりました。

当店「Royal MIYABI」も

29日で仕事納めとなりました。

皆様、良いお年を!

**

って簡単に終わらせてしまったら

「邪魔臭いのか!」と

思われかねないので鉄板王道の

「今年一年を振り返って」と「来年の抱負」

**

私、中塚雅一は今年還暦、

この業界に携わって30年

「ミヤビ」として独立して10年。

「ミヤビ」も思えば5年ごとに

店舗がバージョンアップしてる訳で

去年移転の新店舗が3代目で

「Royal MIYABI」となります。

*脱クリーニングイメージ!*

*めざせ高級店!*

*お客様が自慢できる店*

をモットーにやってまいりました。

みやび

そして今年特に感じたことは

クオリティーの高い人達との出会い。

これまでコツコツと積み上げてきた方向性が

ようやく説得力を持ち

こういった人達までもが共感してくださったのだと思う。

還暦を迎えたら一線を退いて・・

などと伝々の戯言を、

「何言ってんだよ、まだまだ若造じゃないか」と

一喝をくれた「クリーニングの神様」の言葉が

今心に響く。

**

業界の人たちに願う

クリーニング業は決して「洗い仕上げ業」と定義づけられてはいけない。

お洒落の道案内人としてのプロであることを自覚してほしい。

この業界が衰退してきているのは

利益追求の結果、

機械化効率化を追求するあまり

職人や感性を必要とせず

本質サービスであるクリーニング師として

機械に真似の出来ない技と感性をを

お客様に提供出来てないからではないか。

**

来年は「Royal MIYABI」のクオリティーを

益々バージョンアップして行く所存です。

浮かれたノリや宣伝倒れの知名ではなく本物の追求です。

そしてクオリティーの高い人達と何かやらかしたい!。

皆様どうぞついて来て下さいませ。

原点に戻り守るべき所は守り

そして生きたファッションに対応すべく

感性を磨いてゆく

常に戦闘態勢である事が革新の核心であると確信します。

新年度は1月6日が事始めとなります。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

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中塚クリーニング「Royal MIYABI」

物作りは道具作りから

先日、新神戸駅近くにある

竹中大工道具館に行ってまいりました。

いわゆる大工道具や宮大工の歴史博物館ですね。

昔から物作りは道具作りからと言われるように

材木の種類によって、

また日本伝統の釘を使わず組み込んでいく

木組みの種類によって様々に

道具があみだされてきたと言う事ですね。

微妙に角度の付いたノミや様々な形の鋸

職人がものづくりに対する執念愛情が

この道具達に込められてます。

良い職人がいるだけではだめだ

良い道具があるだけではだめだ

良い職人が良い道具を使いこなしてこそ

良い物づくりが出来ると言うものだ。

**

当店の工房を見た人が必ず言うことが

「革や衣料品のメンテになんで工具があるの?」

それはねぇ

メンテするための道具を作る工具なんですよ。

既存の道具に不便を感じたり

ちょっとしたアイデア道具を思いついた時

直ぐに作れるように道具つくりのブースを設置してます。

「弘法は筆を選ばず」と申しますが

私共の工房は道具をどんどん作ります。

いい仕事をするためには

やはり自分勝手な道具が欠かせない。

**

そんな道具を使いながら

さて今日のお仕事

仕舞い込んでた袖がレザーのジャケット

脇にシールがついてたらしく

はがしたら剥げてしまい

粘着剤がこびりついている。

この粘着剤が水でも揮発油でも取れない。

と言うのも革の奥に浸み込んでるわけで

結局は油性処理の繰り返しで除去。

水をすぐに吸い込む革なので

そのまま顔料を使うと革に悪戯をするので

ちゃんと躾をして色補正。

そして最後にムラ感の演出です。

前にもお話しましたが

くれぐれも

シールは革に張らないでね。

もしシールが付いたなら

無理せずお持込ください。

何とか成らないかも知れませんが、

何とか成るかも知れません。

レザーのエステなら

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高級店目指して

最近相撲業界が揺れてますが、

常に問われるのが横綱の品格。

相撲が神事であり

相撲道である事の所以だと思う。

「道」はスポーツと違って己を敵とし

守破離の繰り返しを持って己を高めていきます。

※守破離についてはググってくださいな。

では横綱以外は品格は重視されないのか

事の発端から考えると必ずしも

法律上の加害者被害者とは

割切れない部分もある。

ただ私がいつも思う

「スイカ畑で靴を触るな」

(誰が見てもスイカ泥棒に見える)

これは母から聞かされてきた言葉ですが

自分の正当性が事実でも他人から疑われ様な行動をとるなです。

「心・技・体」を追求し続ける事

それを見せる事がお手本であり

横綱の品格だと思う。

**

前置きが長くなりましたが

我々の商売も

やはりクリーニング道ではないか。

心・・人質(接待おもてなし)

技・・品質(技術メンテナンス)

体・・店質(店舗空間)

すべてはお客様のために

高級店として目指すならどの品格が欠けてもいけない。

目先の儲けに惑わされたり、自慢と傲慢を履き違えたり

他を批判したり弁解したり

派手なパーフォーマンスで騒いだり・・と

ついつい安易なアピールになりがちです。

自分自身に志しビジョンがあれば動じることなく

安易なアピールに至ることはありません。

人質・品質・店質が三位一体となって

追求し続ける事こそがクリーニング道だと心得ます。

例えば品質

洗ってもシミ取り(落ちる)しても

仕上げがずさんではだめです。

そして人質

仕上げができても

対応が悪ければだめです。

そして店質

対応ができてもお店が汚いとだめです。

高人質・高品質・高店質

すべてにおいて優位がなければ

お客様はクリーニング道としての情熱に傾いてくれないのです。

お客様が認める高級店とは言えないと思うのです。

高級店とは高額品を扱う店ではなく

高品格を提供できる店と心得ます。

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ヌメ革のカバンにシミ(カビ?)

今年は秋が短く

あっという間に冬かと思いきや

只今紅葉の賑わいでネットを覗けば

どなた様もインスタ映えする画像で

心癒されるひと時でございます。

私共も紅葉の京都に足を運び

京都国立博物館で特別展覧会「国宝」を観覧し

博物館正面の三十三間堂で紅葉と仏像に心を洗われて参りました。

残念ながら国宝展示品と仏像は写真NGであしからず。

そんな傍らで三ヵ月以上前から取り組んでおりました

シミのヌメ革の鞄がやっと納品に至りました。

**

持って歩くには恥ずかしいが、

ヌメ革なので隠ぺいはしたくないとのご依頼です。

かなり重症でシミと言うよりおそらくカビで

一部削ってみましたが深部まで根が張ってる様子です。

塗れない取れない隠せない

だったら

塗らない取らない隠さない!

シミをムラに変身させてみよう。

シミは違和感があるけどムラには違和感がない。

色々ためした結果がこれです。

是か非かは置いといて

ケアとエイジングの繰り返しでここまで来ました。

下地は出来ましたので後はお客様に育てていただきましょ。

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ワンピースの色移り

先週は熊本・長崎と九州へ遠征しておりました。

合間をぬっての探訪で

熊本では宮本武蔵の五輪の書で有名な霊巌洞、

そして霊巌洞のある雲巌禅寺の五百羅漢と堪能させて頂きました。

長崎では世界遺産の軍艦島周遊を楽しませて頂きました。

残念ながら上陸は予約が取れず残念でしたが

旧島民による解説とインスタ映えするスポットに停泊など

それなりに有意義な遠征でした。

もちろん長崎皿うどんもちゃっかり頂いてきましたよ。

仕事を含め停滞しておりましたが、

ようやくペースが戻ってきた様子です。

**

では本題

ワンピースの色移りです。

柄の白部分が全体的にうす紺に染まってます。

綺麗に色が染まって一見これで通る見栄えなのですが

ご本人様にはごまかしは利きません。

業者さんが水洗いしたらしくタグが染まっています。

移染処理(色移り処理)はそれなりに漬け込み温度を上げれば取れるのですが、

それはいささか乱暴というもので

素材を見分けないと

元の柄の色は褪せるし、素材の光沢や風合いも変わるしと

特に動物繊維の場合は素材のタンパク質が温度変性し

油分保湿成分などの溶出で後処理をしても

生地に負担をかけ、やはり違和感を感じます。

たとえ移染が落ちたとしても風合いや元色が褪せれば

高級ブランド品としてお客様には

納得のいかないリスクが生じる可能性があります。

私共では風合いや違和感の感じないレベルの漬け込みの温度は

60度~70度が限界と考えております。

これでも取れない部分は手作業で処理しますが、

今回はそこまで至らずに薬剤テクニックでクリアです。

**

完璧な修復が不可能な場合

よく問われるのが

少々シミの残って風合いを重視するのと、

無理なシミ取りで後修正をするのと

どちらが違和感があるか?

との問いに

もちろんお客様に選択していただくわけですが

私共が考える違和感の線引きは

故意的に触った(シミ処理した)痕跡の違和感の方が

日常に起きえるシミの違和感より不自然に感じる

と解釈します。

なので、当店では重症なシミや不潔なシミ以外は

風合いの変わりそうな場合

シミの目立たないレベルと風合いを損ねないレベルの

バランスを取り

完璧でなくても違和感が最小限にとどまるレベルを

推奨お勧めしています。

お客様のお気に入りの品を

末永く輝いていただくための心遣いとご解釈くださいませ。

もちろん違和感出ても徹底的にとおっしゃれば

常識破りの「RoyalMIYABI」が

体を張って対処させていただきます。

 

お洒落のメンテナンスならセレブマダムが選ぶ

中塚クリーニング「RoyalMIYABI」

 

 

レザージャケットに熱湯がかかって火傷してしまった件。

長らくご無沙汰です。

サボってたわけでなく暇な訳でもなく

相変わらず難解な依頼に挑む毎日でありますが

新しいHPの製作やら先日の台風の影響で野暮な仕事が増え

更新が二の次になってしまった次第です。

またその間、東京都知事が

大阪、愛知、東京で三都物語などと言ってくれたお蔭で

わがチーム「洗濯三都物語」のアクセスが急激に増え

思わぬ恩恵にあずかり都知事に感謝感謝でありました。

そしてお知らせですが

11月13日(月曜日)は出張のため

勝手ながらお休みさせて頂きます。

**

さて本日の持ち込みは

レザージャケットに熱湯がかかって火傷した件です。

火傷ですから収縮しカチカチになって黒ずみ

ケロイド状態です。

何とか柔らかくならないかと

オイルを刷り込んだりしたそうですが

全く歯が立たず駆け込んでこられました。

ケロイドは人間の火傷もそうですが

一般の生地の様な単純な収縮ではなく

革の組成のコラーゲンが熱変性を起こし

固まってしまってます。

ステーキでいうとウェルダム状態でレアには戻りません。

大変愛着があるらしく

火傷の黒ずみさえ何とかなれば

そのまま着たいと言うほどの思い入れですが

いくらなんでもこのまま着るのは

ちょっとお茶目すぎませんか。

とは言っても修復は不可能・・!。

でもそこは「Royal MIYABI」

せめて遠目で誤魔化せるレベルにはしてあげたい。

何とか生き返られてあげたい。

この凹凸がフラットになれば何とか色修正で誤魔化せる。

では逆転の発想で

縮んだ所はどうしようもないので

ダブついてるところを縮ませてしまえ。

てな訳で方法は書きませんが

なんとか色修正までこぎつけた。

文章ではスラスラ書いてますが

実の所、頭打ちでこの発想に至るまで

ひと月以上かかってます。

ケロイドの部分はシボが再現出来ませんでしたが

これでご勘弁下さい。

**

その後ご来店いただき、

お客様の想像をはるかに超えてたらしく

いたく喜んで頂き、ひと安心いたしました。

されどまだまだ課題が残る事例でございました。

おっと写真、

レザー製品で困ったら

中塚クリーニング「Royal MIYABI」

レストランではやはり長財布からカードを出したい。

先日、三ツ星レストラン「Casento」でのお食事をアップしましたが

お会計の際に折り財布に少々負目を感じた。

ん~、ここはやはり

長財布からスマートにカードを出したい。

*

話かわって、

日曜日は大阪心斎橋大丸店の特設ブースで

レザーアイテムの独特の手染めの染色技法を持つ

「YUHAKU(ユハク)」代表の中垣友博氏の

実演があると言う事で行ってまいりました。

「YUHAKU」の描くグラデーション

他の染色には出ない鮮やかさと吸込まれる様な深みが好きで

私も折り財布をひとつ持ってます。

中垣氏に挨拶、

ユハクのファンである事、

メンテナンスの仕事をしている事をお伝えし

早速に私の財布をメンテして頂きました。

手染めの実演も見せて頂き、

大いに参考になるところですが

実際に染色しているところの動画は

ここでは割愛させていただきます。

今日のも一つの目的は

ん~、長財布欲しい!

実物を見て益々欲しい!

本物が呼んでいる!

還暦のお祝いだ!

などと都合のいい理由をつけて・・

還暦のお祝いといえば赤

ワインレッドが鮮やか

なのですが、

ここは名より実を取り

好きなディープブルー。

友博氏直々に手渡しで何ともありがたい一日でした。

これでレストランでも粋な会計できるぞ。

*

せっかく「心斎橋」まで来たんだから「なんば」まで

「千日前」「道頓堀」をぶらぶら

看板だけでもあきへんわ。

流石大阪やね。

あっ、そうそう買った長財布のアップ

忘れてました。

 

セレブマダムが選ぶメンテナンスショップ

中塚クリーニング「Royal MIYABI」

 

還暦を迎えて

他人事の様な還暦

気が付けば自分がもう主役。

 

仲間が集い盛大にパーティーを催してくれた。

涙腺を引き締める代わりに

おどけてみせる自分が滑稽で

それでも自分らしい演出はできたと思う。

♫捧げよう祝福と微笑みを

俺に乾杯!君に乾杯!

友よ乾杯!♫

最後に歌わせてもらった。

流石にここではサングラスを外せなかった。

 

皆がプレゼントしてくれた御食事券

早速使わせていただいた。

10月4日誕生日

特別な日だ

かねてから訪れたかった三ツ星レストラン

「Ca  sento」

2か月の予約待ち

ダメもとで電話してみたらなんと

突然のキャンセルで空いていた。

これも祝福か。

 

流石三ツ星

品格(味)、人格(接客)、店格(空間)

すべてにおいて別格。

黒と白のシンプルな空間が

料理の色どりを引き立たせる。

BGMも無い、厨房からも音は聞こえない、

まさに味に集中するための環境か

誤魔化しのない本物の味でなければ

この演出はできない。

満足度100%を超えるには

こだわりを演出する何かが必要

ここにはそれがある。

還暦のバースデイという事で

お店からも祝福を頂いた。

最後にシェフにお礼を言い

厨房に案内していただき

記念のショットを取らせていただいた。

ここで感じ得たもの大いにヒントあり

必ずお客様に還元する事をお約束いたします。

 

 

「Royal MIYABI」中塚雅一

バッグに着衣の色移り

今回のご紹介はバッグに服地の色移りです。

白いバッグなので特に目立ちますね。

服地の染色堅牢度(染料の定着度)に問題があり

着用時に擦れ付いたものと思われます。

擦れ付いたとは言えバッグは顔料塗装なので

顔料に含まれる樹脂が擦れ付いた染料を取り込んで

いわゆる顔料に融合した状態になってるわけです。

なので

付いた色を取り除こうとすると

元の顔料までも取ることになる訳で、

シボ(革表面のシワ)が消失したり剥げたりのリスクを伴います。

よって

上から顔料で隠ぺいするしかないのですが

白色は往生際が悪く、

分厚く塗らないと隠れきらないのです。

そうなるとシボもなくなり、

手触りとか艶とか風合いが変わってしまいます。

そのレベルの仕事ならどこでも出来ます。

ひと手間ふた手間

ちょっとシークレットな薬で

樹脂は溶かさず染料を流す。

動画でお見せしましょう。

これで7割ほど落ちました。

後はいかに薄く隠ぺいするか、

ここはお見せできません。

*

白は言わばキャンバスですから、

何色でも受け付けます。

花嫁さんが純白の衣装を着るのは

「あなたの色に染まります」の誓いの表現

(今では死語ですが・・。)

バッグはいくら従順でも染まってもらっては困ります。

コーディネートの時はくれぐれも

白い布を湿らせて色移りしそうな着衣を軽くこすり、

白い布に色が付かないか

染色堅牢度のチェックをしてみてください。

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